シプカ

露土戦争の合戦地
Shipka / Шипка

 
 シプカ峠の慰霊碑
カザンラクから北へ約10kmにある小さな村。ガブロヴォ方面に山を登ったところにシプカ峠の頂上には、高さ32mの巨大な「自由の碑」がそびえ立つ。露土戦争で「シプカ峠の戦い」と命名された一連の戦いの舞台で、この戦いに勝利して、ブルガリアはオスマン朝の支配から脱することができた。モニュメントの前にはブルガリアを象徴するライオン像があり、内部は兵士の遺品などが展示されている。カザンラク方面から来ると見える、玉ねぎ型で金色の屋根のシプカ僧院は、この戦争で戦死したロシア兵を悼んで立てられた。
この村は現在7名の日本人が住んでいる。冬はとても寒く、村には充分な医療設備はないそうだ。

 シプカ僧院
 僧院内壁画
2008年6月
ガブロヴォ方面から山道を登り、シプカ僧院に向かった。山道の途中で休憩場所があり、「自由の碑」を少し離れた位置から見た。ここでブルガリアにとって、とても重要な戦いだったのだと思いを馳せる。ここにある店で、水牛のヨーグルト、はちみつ付きを買った。
シプカ僧院はテレビで見たとおり、とてもきれいだ。周りの景色も、内部のイコンや壁画も、とても美しい。駐車場でラズベリーが、カップ一杯で1レヴァ(80円)で売られてた。売っている人の隣の家に、日本人が住んでいるそうだ。ラズベリーは、とても甘くて美味しかった。村を通る時、日本人を2人と、「ようこそシプカ村へ」と日本語で書いている看板を見かけた。
 水牛のヨーグルトを買う
 ラズーベリー
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